中国出張ビギナーズ

中国出張の時に役立つ情報をご紹介

中国出張で気をつけるべき飲み物や食べ物 食事(お酒)のマナー

ニーハオ!

辣油先生です。

 

今回は初めて中国出張に行って、現地で気をつけるべき飲み物や食べ物についてです。

日本の常識をそのままに出張に出ると、体調を崩すもとになりますから、しっかり予習していきましょう。

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水道の水は絶対飲むな

まず、これは鉄則です。

水道の蛇口から出ている水は絶対に飲んではいけません。

必ずお腹をこわします。

中国に限ったことではありません。

水道の水をそのまま飲めるのは日本だけと考える方が良いです。

 

だいたいのホテルでは500mlのペットボトルに入った飲料水を2本ほど毎日サービスで部屋に置いてくれます。

 

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私は念のため、歯を磨く時も飲料水を使っていました。

足りなくなった場合はスーパーやコンビニ、町の商店で購入します。

 

ペットボトルの水を買うときには必ず『未開封』かどうかを確認しましょう。

特に小さな個人商店では水道水を詰めなおして一緒に並べるという悪質なお店も存在します。

 

どうしても心配な人は手荷物に日本の水を入れていく方法がありますが、かさばりますし、荷物も重くなるので私はおススメしません。

 

飲食店で出されるお水も注意

中国ではあまり冷えた飲み物を飲む習慣がありません。

ビールもコーラも冷やされず販売され、中国人はぬるいビールやコーラを飲んでいます。

なので、基本的に飲食店でまず出されるのは『熱いお茶』です。

 

同僚の失敗談をしておきましょう。

中国出張した夏の暑い日に、同僚が昼食をとろうと取引先の中国人とレストランに入った時のことです。

席に座ってまず差し出されたのが『レモンの浮かんだ水』でした。

「なかなかオシャレなことをするお店ですね~」

なんて言いながら乾いた喉を潤すためにグイッと飲み干してしまいました。

向かいに座っていた取引先の中国人は

「あ~!飲んじゃダメですよ!!」

と叫びましたが時すでに遅しです。

お水は手を洗う為に出されたもので、レモンは匂い消しだったそうです。

同僚は直後にお腹を下してしまい、かなり苦しんだそうです。

 

お水を出された場合いきなり飲んではいけません。

手を洗うために用意されたものかもしれません。

日本語がわかる中国人と同席の場合は何のための水なのかを確認しましょう。

また、周りの中国人がその水を飲んでいるかどうかを確認してから手をつけるようにしましょう。

 

基本的に出された水は飲めるものかどうか全て疑い、

ペットボトルの水だけを飲むようにしましょう。

 

生野菜、果物も注意

生野菜や果物も洗う水がわるいので、お腹をこわす人が多いです。

高級店や日本人が経営するようなお店では大丈夫なこともありますが、ホテルのバイキングなんかでは避けるようにしましょう。

 

缶ビールや缶ジュースはコップに移して飲む

ペットボトルの場合、飲み口はフタがされて、飲み口は清潔と言えますが、缶ビールや缶ジュースはむき出しです。

空気がホコリっぽいことと、提供されるまでにどんな扱いを受けているかわからないので、それを直接口に当てるのはやめておいた方が良いと思われます。

中国の人を見ていると皆、注ぎ口をお手拭きやハンカチなどでよく拭いたり、コップがあれば必ず注いでから飲んでいます。

 

ちなみに缶のプルタブは昔懐かしのとれるタイプが多いです。

ひっぱってとりましょう。

 

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空港の売店などで観光客用に冷やされて売られている物の中にはわざわざ銀紙でフタをしているものもありました。

 

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基本はコップへ移して飲み、

最低限飲み口はふき取ってから飲むようにしましょう。

 

歓迎のお酒 白酒

これは飲み物の中で最も気を付ける必要があるかもしれません。

白酒、パイチューと読みます。

白酒は高級品で、歓迎の席やお祝いの席でふるまわれるお酒です。

そのアルコール度数はなんと50度前後。

口に入れるともう大変です胸のあたりまで燃えるような感覚を覚えるお酒です。

 

お土産に頂いた写真の白酒は67度でした。

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実際火に注ぐと燃え上がります。

 

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中国の新幹線や地下鉄、観光名所は荷物検査が行われているのですが

白酒は持ち込み禁止です。

理由は『可燃物』だからでしょう。

 

食事の席ではだいたいビールや黄酒(読み:ホワンチュー、老酒、紹興酒などの総称)で始まり、みんながほろ酔いになるころ白酒が登場します。

 

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はじめはショットグラスのようなコップで飲むのですが、酔った勢いでだんだんコップが大きくなります。

私はワイングラスで飲んだこともあります。

翌日は1日中吐き気が治まらず仕事になりませんでした。

 

中国でのお酒マナー

中国では食事でお酒を飲む場合マナーがあります。

  1. お酒は同席の誰かと誘い合って飲む
  2. 干杯(カンぺー)と言ったら全部を飲み干す
  3. 飲む前に量をお互いに確認し合って飲む

 1.お酒は同席の誰かと誘い合って飲む

お酒は自分のペースで好き勝手に飲んではいけません。

同席で目のあった人誰でも良いですから、自分が「飲みたいな」と思ったら杯を掲げて名前を呼び、誰かと一緒にのみましょう。

2.干杯(カンぺイ)と言ったら全部を飲み干す

漢字の意味も発音も似ているので、干杯=乾杯と思いがちですが、この点をしっかり覚えておかないと、必ず潰されます。

中国では食事中何度も干杯をします。

それは「杯のお酒をお互いに飲み干しましょう」という意味です。

そしてイッキ飲みが基本ルールです。

飲む前に干杯と言われたら飲み干すのが中国でのマナーです。

ここで失敗するとブーイングと共に新たに注がれ、再チャレンジすることになります。

3.飲む量をお互いに確認し合って飲む

じゃあちょっとだけ飲みたいときはどうしたら良いのかというと

「一点点(イーティエンティエン)」

といえばひと口だけという意味になります。

半分くらいの場合は

「半杯(ハンペイ)」です

 

このマナー(ルール?)に従って、「この人はお酒に強いな」とにらまれると、

有無を言わさず中国人は「※※さん!干杯!!」と先手を打ってきます。

吐くまで飲んだり食べたりすることが、歓迎してくれた中国人に対しては最高の返事となるので、とにかく吐くまで「干杯!!」が続きます。

 

ビールや黄酒で酔わなければ白酒の量を増やして潰しにかかってきます。

それが『最高のおもてなし』という考えですから。

 

お酒の強い方は「負けるものか」とつい誘いにのって、白酒のような強いお酒を干杯していると、最悪の場合急性アルコール中毒の恐れもあります。

その場の雰囲気も大事ですが自分の体も大事にしましょう。

 

ある程度飲んだらトイレへ行き、限界だという事をアピールしておけば大丈夫です。

 

まとめ

  • 水道水は絶対に飲んではダメ
  • 飲食店で出される水はまわりの人を見て確認
  • 生野菜、果物はできるだけ避ける
  • 缶に入った飲み物は飲み口をきれいにしてから飲むかコップに移す
  • 白酒は飲みすぎないように注意

それから、初めての出張ではないと思いますが、衛生面を考えて屋台で売っている食べ物は手を出さない方が良いでしょう。

 

出張でお腹をこわしたり、二日酔いになっていては仕事に支障をきたします。

そうなってしまわないように飲み物や食べ物には注意するようにしましょう。